こんにちは、ヒャダルコ関口です。
今日は、友人の飯尾久香さんというチェリストの方のコンサートに行ってきました。
場所は新宿区加賀町ホール。
実は何回か彼女のクラシックコンサートを聴きに行っているのですが、
いつもは大きなホールで開催するのに対して今回は、定員100名規模の小ぢんまりとした会場でした。
クラシックを普段から聴くことは少ない僕ですが、自分の腕一本で生きている人を尊敬しているし、仲良い友達だし、カワイイし、聴いてきました。
クラシックで終わるかと思ったんですけど、
たんですけど、
後半はタンゴでした。
前半も後半もすごい。圧倒されました。
大きなホールでは聞けない、弦の弾く音や、息遣いが聞こえてくるんですね。
そんな中でクラシックでためこんだ内側の感情を、タンゴパートで前面に押し出すという。
色んな感情を引き出されて、すぐに没頭してしまいました。
演奏している本人たちも、オーケストラと比べて自己表現を思う存分にしている印象で、臨場感溢れるコンサートで良かったです。
聴いてて思ったんですが、これは20代、30代の人たちはもっと会場に聴きに行った方が良いと思いました。
日本人は、もっと音楽や絵画など、芸術の分野に踏み込んでいくべき。
人生っていうのは、
歴史(過去)を学び、現在を見つめ、未来を見据えて生きていくべきだと考えています。
しかし、現在、人にとって過去を学んだり、現在を見つめることは難しくなっています。
画一的な教育システムの中で育ち、色んな情報に溢れ、正しいものはどれだって探している間に無為な時間が過ぎる現在。
漫画みたいなこと言うんですけど、
真実ってのはそういう世界じゃなくて、自分の内側にあるんじゃないかって思うんですよね~
芸術は、そんな真実を昔から色んな方法で伝えてきたんじゃないかと。
漫画読んでても、ついつい夢中になって読んでるときありますよね。
アレです。
そしてその人間の心の部分=嘘をつけない部分をうまく表現しているものが名作となり、時を越えて残っているんじゃないか。
実際、聴いている間、考えることをやめて「没頭している」状態になっており、あっという間の2時間でした。
自分がこれからどうやって生きていくんだろう、悩みがあるけど考えが整理つかない、ってときに、こういう夢中になれるもので無心になれると本当に救われると思ったんです。
以前、軽い気持ちで始めたヨガで生き方が変わってしまった女性を取材をしましたが、
音楽とヨガって、内面と向き合うっていう意味ですごく似ているなあと。
どちらも余計なこと考えないで、その場で集中してるんですよ。
仕事や人間関係の悩みが多い20代、30代の方々!
こういうコンサートに行くと無心になれて、物事をパッとシンプルに考えることができるかもしれませんよ!!
会場の大多数は、オジサマ方だったので、なんだか少し悔しいぞと思って記事にしました(笑)
今回お邪魔したのはJapan Popular Classics Orchestra (JPCO)で、人気急上昇中のグループみたいです。
ちなみに、このグループのコンサートは毎月行われているみたいです。
ライン@で質問してくだされば適宜つなげます。