こんにちは、メラゾーマ鈴木とヒャダルコ関口です。
実は僕らクラウドファンディングをやったことがあるのですが、突然全く縁もゆかりも無い宮崎のアツローという方が10万円くらい支援してくれたんです!
よく見たらこの方、宮崎初のビール作りにクラウドファンディングで支援を募り挑戦されていて、明らかに反社の匂いがしたので、面白いと思って取材してしまいました(笑)
ということで、アツローさんの生き様、クラウドファンディングの経緯、成功のヒントなどをご紹介します。
クラウドファンディングで宮崎初のビールを開発してみた男
タイプ | お調子者クセモン | ||
レア度 | ★★★★☆ | 尊敬する人 | 江頭2:50 |
大きさ | 180cm | 重さ | 60kg |
出現エリア | 南九州全域 | 出現時間 | 日付が変わるくらい |
得意技 | 牛乳パックで椅子を作れる | ||
まめちしき | |||
自身が運営するビールバーで、お客さんに話すネタを作るため、毎日危ないことをし続けたら、話しきれないほどの話のネタが出来てしまった。 |
<聞き手>
メラゾーマ鈴木 居酒屋の階段で足を滑らし頭を打って死にかけたことがきっかけで、新卒で4年勤めた会社を辞め、日夜変わった生き方をしてる『クセモン』を追い掛けている。 最近、彼女とのエッチの記録をつけ始めた。 |
ヒャダルコ関口 有名大学→有名商社とエリート街道をまっしぐらだったが、トルコに駐在していた際、トルコ人にリンチされ臨死体験をして退社。メラゾーマと共に『クセモン』を追い求めている。 ラブホのアルバイトの夢を諦めきれていない。 |
幼少期は内気な少年だった
:江頭2:50みたいになりたくて
:ちょちょちょ(笑)
自分語りの前に、まず上の写真をちゃんと説明してもらわないと(笑)
:え、やっぱ必要ですか?(笑)
これは、ただノリで『ブラジリアンワックス全身脱毛』をしたときの写真です。
その時の気分やノリって、江頭さんになるためには大事じゃないですか?
:うそでしょ(笑)
:ノリよすぎ(笑)
ちなみに、なぜこんな展開に?
:あーそれは。
ある時、女友達が、『脱毛サービスのモデルやってくれない?』って誘ってきたんですよね。
その子すごい可愛くて、二人きりで施術してくれると思って裸で待ってたら
・
・
・
突然、部屋に4人のお姉さま方が入ってきて
「カワイイしっぽが前についてるわよぉ~!」
なんて言われながら文字通りケツの毛までむしり取られました。
竿だけはなんとか死守したんですが・・・(シュン)
:それは・・・人によっては天国ちゃいます?(笑)
:(シュン)じゃないですよ!この写真、完全に楽しんでるじゃないですか!
:バレたか(笑)正直たのしみました。
:さぞかし幼少期は活発なお子さんだったんでしょうね。
:いえ、幼少期は一人遊びばかりで静かな性格でした。
横断歩道の白いところだけ踏まないとサメに襲われるゲームとか、
一人で延々とやってましたし。
:驚愕の事実(笑)
一体なぜそんな少年が、お姉さま方とフルチン笑顔で写真に写ってるんですか(笑)
:まぁ色々ありまして(照)
ちなみに今でもやってますよ。
最近は、『お風呂から最小歩数で家を出るゲーム』を毎日やってます。1人で。
:え?(笑)
:(またヤバイ人を見つけちゃったよ)
青年期におかしくなってしまった経緯
:高校に入ったあたりから横道にそれちゃって、そういうの流行ってたからノリで。
:ノリで横道にそれるって、もうどれが横道か分からないですね(笑)
:ノリで『ヤ〇ザの舎弟』みたいなこともやりましたね。
:この記事大丈夫か?(笑)
:ノリですよノリ。しばらくヤ〇ザの身の周りの世話をしていたりしていたある日、「今度一家の写真撮影があるからお前も来い」て言われたんですよ。
:晴れて組の一員として認められる感じですね。
:「まぁそういう人生もアリかなー」なんて考えながら現場に行ったら、組長がトんじゃって
:こわっ!!てかやっぱりトぶっていうんだ!!
:結局、組自体がバラバラになっちゃって、辞めることになりました!
:「なりました!」ってそんな、アイドルのオーディションみたいな明るい感じで話されても・・・
:その後どうしたんですか?
:乗り物が好きなんで、バイク屋でバイトしてました。
:好きなことを仕事にすると人生楽しいですよね。話に期待!!
:舎弟より遥かに聞きやすそうな話!
:ある日、店のオーナーと軽トラでバイクを納品しに行ったんです。
納品し終わって「帰るぞー!」なんて言ってたら、目の前にチャラチャラした大学生がいまして。
:嫌な予感しかしない
:オーナーに
「あの学生からかおうぜ」
って言われて、ハンドルをガッときって大学生をビビらせようとしたら軽トラを横転させちゃいました。
オーナーに爆笑されて、記念に写真撮ってもらいましたし、その大学生も軽トラを戻すのに手伝ってくれて、いいヤツでした。
:これ2018年の渋谷ハロウィン事件と同じ構図やん!!
:オーナーも悪い(笑)
:こうやってノリで生きているウチに楽しくなってきちゃって、30歳の今でもノリで生きるようになっちゃいました。
:頭パッカーンってなっちゃったんですね。
ヤフーオークションで数百万騙し取られる
:あ!そうそう!
車で思い出したんですけど、1年前にヤフーオークションで新型のマスタングを見つけてノリで入金したっきり音沙汰ないんですけど、これどういうことですかね。
:え?1年前って・・・まだ車は届いてないんですか?
:それ、絶対だまされてますよ!!
:えー?そんな事ありますか?
確かに、相手の身元は架空の住所だったし、お金を振り込んだ口座は別の人のものでしたけど。
:アツローさん・・・あんた・・・
この場を使って犯人に一言物申してください!
:え?いいの?んじゃあ
まだ待ってるんですけど、いつ頃発送でしょうか(´◉◞౪◟◉)
犯人さんへ:この人ちょっと頭イっちゃってますがいい人です。早めの対応のほど宜しくお願いします。
PS:もしも、格安でマスタングを譲ってくださる優しい方がいましたら、こちらまでご連絡ください↓↓↓
『アツロー』氏へマスタングを届け隊 運営局まで bmb.brewery@gmail.com
洒落にならないほど怖くないバイトの話
:まぁそんなことをやる中で、事故物件の住み込みバイトをしたんですよ。
いやだなー、いやだなーって思いながら1日あたり1万円もらえるっていうんで、これもノリで始めたんですけど、
:うわぁ・・・絶対にやっちゃいけないやつやん。少し考えたら分かるだろうに。。
:ノリが良すぎな弊害ですね。
変なこと起きませんでした?
:それが、あったんですよ。
:やっぱり。
:何が起こったんですか。
:不思議なことなんですけどね・・・
&:ゴクリ・・・
:玄関から『シャリシャリ~』って音がするんですよ。
:へ?( ゚д゚)
:それ以来、全身脱毛されたり、マスタングが届かなかったりと、周りでおかしな事が起きはじめました。
:幽霊のせいにしてる(笑)
:ハムちゃんが爪とぎに夢中でそのまま亡くなっちゃった物件だったのかな・・・(笑)
:まぁそんなある時『タウンページで目をつむって指差したバイトをしてみよう!』っていうゲームをしてる時に見つけた、カクテルバーのバイトで人生変わりました。
:本当にノリで生きてるんですね!!
:なんだか江頭2:50に見えてきました!顔とか!
:顔かよ!
ビールバーを運営して気づいた仲間の愛
飲食店のいろはを叩き込まれた
:そこのオーナーからは飲食のキホンを叩き込まれました。
お酒の作り方、店の数字の見方、接客の仕方と、当時のオーナーは今でも『ボス』って呼んでいます。
:良い関係を築いているんですね。
なんだか初めてアツローさんがかっこよく見えてきました。
:ありがとうございます。
そのお店は、今でも僕の好きなカクテルバーで、カクテルもビールも出すお店でした。
ただ、カクテルで『シャカシャカ』やるのが面倒で面倒で、
:この流れで、『面倒くさい』頂きました!
:うそでしょ(笑)
:結局、3年間修行した後、自分でビールバーを始めました。
:お~!それはまたどうして?
:オーナーになったらお金も稼げて女の子にもモテモテだと思ってノリで始めました!
:不純な動機の宝石箱だよ、この人!
:ちょっとマジメになったかと思ったら、全然変わってないぃ!
:ただ、開業して7年目になりますがその兆しが全然見えないんですけど、どういうことですかね。
開業7年目に突入した『アツロー』が感じること
:バーを開業したのは2012年で今年7年目に突入しました。
今思うと、開業当時は未熟で、周りの人達に助けられてなんとかここまでやってこれました(´;ω;`)
:アツローさん・・・(´;ω;`)
:イベントに来てくれたり、クラウドファンディングに支援してくれたり
ほんとにいい仲間たち、いいお客さんたちに囲まれてやってこれました。
思い出が沢山ありますよ。
:アツローさん、2018年の7月にクラウドファンディングをして、
ビール工場を建てられてるんですね。
ちょっと後でその話も聞かせてくださいね。
【参考】宮崎の素材を活かしたローカルなクラフトビールを日本中に発信したい!!
:もちろんです!
仲間って最高ですよ!困ったときに助けてくれるし、いつも頼ってしまいますね!
:いやぁ。ほんと、仲間って大事ですよね。
:さぞかし、アツローさんには良い思い出がたくさんあるんだろうなぁ!
ビールで繋がった仲間との思い出
思い出 その1:「コンバース履いてれば全裸じゃない事件」
:その仲間たちとの思い出その1ですが、これは酔った勢いでお客さんたちと裸で街に繰り出したときの写真ですね。
:おお!ってええ!?
:アレっ!?
:面白いのはね、仲間たちは裸足だったんですけど、僕だけ裸足じゃないんですよ。
ほらここ!コンバースも履いてるでしょ?おかげで走ることができるんですよ!これは助けられました(☝ ՞ਊ ՞)☝
:それ助けられてます?(笑)
:これ出しても大丈夫な写真ですか?
:コンバース履いてれば全裸じゃないですので大丈夫です!
この時、休日の午前3時くらいだったんですけど、商店街にある二つのアーケードを1往復したので50~100人位には挨拶しました。
いやー有名人出ちゃいましたね。まいったなぁ。
:子供の頃、近所にいた変な人だこの人。
:通行人は、不思議な目で見てたかも知れないです。
&:仲間とのいい話を期待していた僕らの気持ちを返して下さい。
思い出 その2:「準備に手間取り逃げ遅れた事件」
:これは僕の誕生日のお祝いで、お客さんに噴水広場の柱に縛り付けられた時の写真ですね。
:魔女狩りじゃないんですかこれ(笑)
:この時、亀甲縛りに手間取っちゃいまして(照)
そのせいで警察が来て、職務質問を受けてしまったんです。
:別に亀甲縛りのせいじゃないですよ。
:しかもその時、仲間たちは逃げて遠巻きに見てるだけという。
:警察にも知り合いがいて、この時、ご覧の通りマスクをして顔がわからないようにしてるのに「松田さん!松田さん!」って話しかけてくるんですよ。
いやー有名人だからなぁ僕
:これ、犯罪者として有名な感じですよね!?ですよね!?
:松田さん!!名前バレてるじゃないですか!!
:警察といえば3日間、警察から逃亡したこともありました。
:え?
:ちょっと若気が至ってた時期に、バイクで垣根に突っ込んじゃってそのまま気絶してたんですけど
目を開けたら、警察や近所の人が大勢集まってて恥ずかしくなって逃げたんです。
:タフですね(笑)
:ビルの非常階段や公園で寝泊まりしてたんですけど
ある時公園で起きたら朝7時位でしょうか、小学生40人位に囲まれれて
「なんだ?なんだ?」ってあたりをよく見てみたら
ラジオ体操してたんですよ。
:夏休みシーズンだったんですね。
思い出 その3:「親の心配を勘違いしてるのが出てる写真事件」
:あ、これ父親と母親との写真です。
左が母親で、右が父親です。
:それは分かります(笑)
:なんか、良い話が聞けそうな予感!
:あんまり僕が全裸になったり事情聴取されたりするんで、
2週間に1回は父親が店に定期的に見回りに来るようになりまして、その時の写真です。
:あ、そういう写真ですか?(笑)
:「心配だから見に来た」って言ってくるんで、最初はお店の運営を心配してくれてるのかと思って嬉しくて。
ほらぼく満面の笑みでしょ?
実際は、僕が脱いでだりしてないか心配だからと言うことだったんですよね。
ほら父親の顔、ちょっとカタイでしょ?
:なるほど、たしかによく見ると、カタい。息子は100点満点の笑顔なのに(笑)
:でも、こういう家族の日常での写真って、なかなか撮らなくなるから、なんかいいね。
:そうですよー!親が元気なうちに撮っておいた方が良いですよ!!
何かあった後じゃ遅いですから、後悔しないように行動した方が絶対イイです!
:アツローさんにそんなこと言われるとなんも言えないですね(笑)
:アツローさんの場合は、なんかあった後な気もしますけどね(笑)
:たしかにそうっすね(笑)
あと、駅前に東京で言う渋谷みたいな繁華街で、ナンパスポットがあるんですけど、
目立ってやろうと思って、友達と一緒に青い繋ぎにヘルメット姿で交通整理をしてみたんですよ。
:目立ち方がエゲツナイですね!!
:交通整理なんてやったことないもんで全然分からないから、ちょっとした大渋滞を引き起こしちゃいまして、「ヤベッ」っつって友人と一緒に逃げたんですよ。
&:必要ないのに交通整理しちゃだめ!
:それで、ほとぼりが冷めたころに現場に戻ったんですよ。
そしたらいきなり『チカーノ』みたいな人たちにボコボコに殴られて「今度やったらぶっ○す」って言われまして『犯人は現場に戻ってくる』って本当に正しいなと思いましたね。
:あんたが言うな(笑)
:はいはい、説明しますよ。チカーノっていうのはねぇ、広い意味ではメキシコ系アメリカ人を指すんじゃよ。ナチョスとか肉料理もたくさん食べてるから、身体がおおきいねぇ。
:くっそこわい!!(笑) こんなのに襲われたらマジでチビります。
:いや君もトルコの黒服にボコされたやん(笑)
:糞尿だだ漏れでしたねw
:その後、チカーノたちに首根っこつかまれて警察に突き出されたんですけど、警察からも「今度やったらぶっ○す」って言われてしまって・・・
:なんだか聞いていると、地元全体としては敵だらけな気がしますね(笑)
:地元ラブっすよ!!もっと盛り上げていきたいと思ってます!
気づき-その-:嘘の交通整理はしてはいけない
嘘の交通整理をしていると、チカーノたちに折檻されちゃうので要注意だゾ!!
ビールへの想いは一級品
自分たちのビールを作ろうと思った
:オリジナルのビールを作り始めたのは一体なぜなんですか?
:ああ、ノリですね。
:ノリなんですか?(笑)
:仲間たちと一緒にオリジナルなものを作りたいって思ったんですよね。
そこで、2015年には「僕らのビールを作ろうプロジェクト」という名前のイベントを行い、お客さんと一緒にオリジナルのビールを作ってみたんです。
その名も『BADASS IPL』、BADDASSっていうのは「ちょいワル」っていう意味のスラングなんですよ。
:アツローさんのイメージにもなんかピッタリですね~
:あざっす!!、
「もっと自分のレシピで、オリジナルなビールを作りたい」
っていう気持ちが大きくなっていったんです。
そしたら、工場作ったら自分のビール作り放題じゃね?
って思いついちゃって!クラウドファンディングで資金調達させてもらったんですよ!
:思い立ったら即行動!かっこいい!
:それで先日、目標の400万円をおおきく超えて500万円以上の支援が集まり、ついに僕の夢が現実のものとなりはじめました。
ビールはアート
:破天荒に見えるこれまでの活動も実はビールづくりに凄く生かされているんです。
:え?
:ほんとかよ(笑)
:例えばワインを作るのには、水も使わないほどぶどうにこだわって作る、世界最高のお酒の一つです。
一方のビールは、何を入れてもOKです。
鰹節を入れてもいいし、塩を入れてもいいし、こないだなんか「カンナ屑」をいれて杉の香りを出したビールを作ってる人もいました。
:へええええ!何いれてもいいんだ!
:作り手の個性を自由にだせるのがビールってことなんですね!
:そうなんです。その自由さに魅力を感じるんです。
僕の生き様も多分ビールと似ているんだと思います。
『自由』それがビールです。
:ロックンロール!
:セックス!
:爆笑wwwwww
まぁ何より飲食は接客業ですから、お客さんに色んな話が出来るネタにもなって、飽きられないことにも繋がっているんですよ。
そして、そんな自由なビールを一緒に作っているのが、相方の「里(さと)」です。
アツローの相方「里」さんとの出会い
:ビールを作る上で当然免許だったり、色んな知識が無いといけないんですね。
人手もいるし、工場から始めるにはなかなかハードルが高いんです。
なので、「誰かお酒作る知識あって、醸造の技術も持ってる人いないかなー」なんてことを全裸で考えてたらですね、、、
:もうあなた病気(笑)
:知識も技術もある里が、福岡から宮崎のブリュワリーパブで働くということで、こっちにやってきたんですよ。
そこのパブのオーナーと知り合いだったこともあり、僕ともたまに飲んだりする仲だったんですけど、
そのパブがオープンした3日後に里から連絡が来て
「アツローさん、俺3日でクビになっちゃいました」って言われて雇いました。
:はやっ(笑)
:3日でクビってなんか『出会って3秒で合体』バリに早いすねw
:それで、
「おめでとー!明日からウチで働いてくれ!!」って言って今も働いてくれてます。
:すげー!一緒になるべくしてなったって感じですね!
:これはドラマ化できそうな話!
ちなみに里さんが3日でクビになった原因は何だったんですかね?
:あー、それはどうもオーナーと上手く行かなかったらしいですよ。
里って、お店でも絶対に怒らないやつで、スタッフのミスも怒らないから、そのことを僕に怒られるみたいな。
そんな仏の里が、『キレて3日でクビになった』っていうのがおかしくておかしくて笑
:嫁さんが寝取られたとかじゃないんですか~?(笑)
:いえ、それはないですね。
里には寝取られ願望があるので、それならむしろ仲良くなります。
:ほえ?
:嫁さんにも「お前たまには寝取られてこいよ」と公言しているらしいので筋金入りの変態です。
正直僕も引いていますね。
:ちょちょ、話の路線を一気に変えるの止めてくださいよ。
記事にしづらいんだから(笑)
:ドラマ化は夢のまた夢っすわ(笑)
:「嫁が同窓会に行ったら、どうも妙に女っぽくなって帰ってきた。その嫁に何があったのか妄想するのが好き」ってこないだ言ってました。
まぁ正直僕ですら引いてます。
:この話、記事にしても良いんですか?
:はい!大丈夫です!
とは言え、ビールは「自由」ですからね。
こんな自由な男が作ったビールがまずいわけはないんですよ。
:謎の理論かましてきたが強いクセを持ったコンビだ!!
クラフトビールって何?
:そもそもクラフトビールってどうやって作られるんですか?
:ビールの製作工程ってたくさんあるんですけど(下を見てね!)、初めて自分のビールができた時は、まるで我が子が産まれてきたかのような感動がありました。
①麦芽粉砕・・・麦芽を砕いて、糖化しやすくする
②温める・・・65度位のお湯に浸す
③煮沸・・・微生物を死滅させたり、ビールの味を損なう化学成分を取り除く
⑤ホップ投入・・・ホップの苦味を入れる
⑥冷やす・・・冷やす
⑦酵母投入・・・発酵させる
⑧熟成・・・熟成させる
⑨パッケージング・・・瓶詰めのこと
:こんなに手間がかかってるんですね・・・
:知らなかった~、たしかにクラフトビールって、大手メーカーが売ってる定番ビールよりも少し高いような気はしていましたけど、これだけ手間かかってたらって感じですね。
:でも儲からないんですよ。
ビール税がバカ高くて。
実際、日本のビール税は世界一ですよ。
:え?そうなんですか?
:日本はドイツの20倍、アメリカの12倍なんて言われています。
タバコ税は年々上がり続けるでしょ?
それはタバコ税は世界基準で見ると、凄く低いからなんですけど、酒税は絶対に上がらない。
それは世界一の税率だからもう上げられないラインまで上がってるんですよ。
:え!!そうだったんだ!!
:明治政府が出来たとき、ビールって高級酒で金持ちじゃないと手に入らなかったんで
当然「金持ちから税を取るぞ!」って張り切ってるから政府は高いビール税を設定した訳ですよ。
:ほー、それがそのまま踏襲されてるってことですね。
:そうなんです。
経済成長期にビールが大衆に広まったんですけど、政府は高い税率をそのままにしたんですね。
こりゃ濡れ手に粟だぞなんていって。
そのグッと上がった税率のまま今まで来ちゃってるんですよね~
:そうなんですね。。
ビール業界にそんな厳しい状況があったなんて知りませんでした。
:でもそれをお客さんに負担させちゃいけないと思ってるので、出来る限りの値段で提供しています。
:全裸にもなるし、亀甲縛りで張り付けられるけど、ビールとお客さんへの愛をすごく感じるなあ
今後の展望
:では最後に今後どうしたいかを教えて下さい。
:そうですね。
やっぱり、自分たちが楽しみながら作ったビールをもっと多くの人に飲んでもらいたいですね。
あと、ビールは凄く自由な飲み物なので、その時その時でレモン風味にしたり、アルコール度数も変えたりして色んなビールを作っていきたいですね。
味が変わるのを嫌がる人もいるかも知れないですけど、その時その時のノリを大事にするっていうのが人生なんじゃないかなあ。
樽での販売を開始しました!!
樽価格は15L 1万3千円前後(※販売価格は予定です)仕入れをご希望の方はアツローのメールアドレスまでご連絡下さい!
アツロー&里まで >>> bmb.brewery@gmail.com
まとめ
:なんだか、「ノリでやりたいことをやってみちゃう」って、意外と難しいイメージだったんだけど、アツローさんの話を聞いて、考えが少し変わったね。
:結局、難しいことは考えずにとりあえず実行してみるのが人生で一番楽しいよな。
:そういえば我々も、ノリでオンラインサロンをやりますしねw
:色々システムとか作るの大変だけど、なんだか楽しいよなぁ(笑)
ってことで、アツローさんのように、ノリでやりたいことをやっちゃう人間になります!