こんにちは猪俣(いのまた)です。
いやぁ人生、なにが起きるか分からないもんですね。
20代半ばで、婚約した彼女と家を買おうって話になったんですよ。
当時でいったらかなり背伸びしてます。5,000万のマンションですからね。
まぁ、彼女というか当時の嫁(一人目)とそこで一生を過ごすってことを考えたら気合いが入るもんですから、男気を見せてサインしようとしたんですね。
そしたら、なんだか彼女が怖じ気ついてるわけです。
手がふるえてるのなんの。
そこでワタシはね、俺に任せろ、俺が頑張って働いて稼ぐから。心配するなと。嫁の肩を抱いてそう言ったんですね。
「びびっちゃって~。かわいいなぁこいつ。」なんてね。
それでも嫁はね、
「本当に良いの?大丈夫?」
とかぶつぶつ言ってるんですよ。
僕もあとになって変だなぁ~なんて思いながら、励ましてなんとかサインしてもらったんです。
まぁそりゃ嫁さん、サインを渋るわけですよ。
浮気していた訳ですから(笑)
びっくりでしょう?
「本当に大丈夫なの?」っていうのは僕に言ってたんじゃなくて、嫁が嫁自身に対して言ってたんでしょうね。
「本当にこの男と生きてくの?」ってね。(この男=わたしです)
結局その女性とは別れまして、手元には家族用のマンションと5,000万のローンが残ったわけです。
といいつつも、その後そのマンションに住み続けて、今の嫁と子供も一緒に住んでるので結果オーライなのですが。
いやぁたまげましたね、あれは。
女が出ていったら家だけ残る、嫁(女+家)だけにね。
おあとがよろしいようで。
byメラゾーマ&ヒャダルコ