こんにちは、猪俣(いのまた)です。
メラゾーマくんとヒャダルコくんからある時「コラム書きませんか」と連絡がありまして、「いやいや僕なんかが書くことはないよ~」って言ってたんですけど、
「苗字が3回変わってるんですよ」っていう話をしたら、メラゾーマくんが床に倒れて痙攣しながら爆笑していたので、今回コラムを書くことにしました。
ということで、早速、まずはこの話から。
実は僕、苗字が3回変わってるんです。
1回目は両親の離婚
2回目は婿養子で結婚
3回目は婿養子の結婚が離婚
正直苗字が変わるっていうのは気持ちがいいもんではないです。
学校とか職場とか、色んな場で呼ばれていた名前が変わっちゃうってことですからね。
最初の方なんて変わった後の名前で呼ばれても気付きやしないもんです。
ただ2,3ヶ月も経つと『生まれたときからこの名前(新しい苗字)だったんじゃないか?」
って錯覚しだすんですよ。
人間って不思議なもので、
銀行の受付で名前が呼ばれたり
書類に名前を書いたりしていくと
段々と慣れていくんですよね。
ちょうど、国語の教科書に載っていた『山月記』の李徴みたいな感じで
虎になった李徴があるとき「もともと自分は虎だったんじゃないか」と思い始める。
それと全く一緒です。
もっと言えば、カフカの『変身』の主人公が「もともと自分は虫だったんじゃないか」と思い始める。
それとも全く一緒です。
もう例えが出てこないので名義変更の話をしたいのですが
苗字が変わると通帳とか住民票とかの登録も変えなきゃいけないんですよ。
当時は大騒ぎしたもんです。
なのでそのときチェックリストを作ったんですよ。
ただ、3回目くらいになるとスムーズなもんで、手続きも効率良く行えるようになりましたよ。
これから苗字が変わってもへっちゃらですわ。